1カイ2ヤリという株の必勝法と馬鹿な投資家
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「1円抜きはやめよう。企業を見る目を持とう」サムネの画像にある通りで、こういった”1円抜き”や”１カイ２ヤリ”と呼ばれる方法にすがってしまう人は本当に多い。当事者が馬鹿なだけか？馬鹿にしていいのか？そういうのが大事やねんな。
【クズ株の1円抜き投資は必勝法なのか？】
大事なことはやっぱ本質的に正しいことをしましょうってだけなんですけど、溺れる者は藁をも掴むという言葉にあるように１カイ２ヤリ（1円抜き）に手を染めてしまいます。これは、焦ってる本人から見ると一発逆転のできる手法に見えるからです。
この動画で言いたかったことは、もちろん「必勝法じゃないから地道に行こうぜ」みたいな話と「焦っている人は焦ってしまって正しい判断ができないものだよ」っていう第三者的な物の見方です。
ついつい、私達はこういった間違った意志決定をする人を馬鹿にしがちですが、彼らの心境を踏まえて判断しないと本当はダメなんですね。ようはこれはマジメな自分でも有り得る話なんだってことです。
ギャンブルな株式投資が続いてしまう人
ギャンブルみたいなやり方しかしないで勝った負けたで一喜一憂している自称個人投資家さんは非常に多いです。彼らがマヌケだからって理由だけでこの事象を捉えていると、いつか自分が同じ立場になるってことです。
精神状態を勘案して、間違った投資行為や意志決定をする人がいるということは、彼らが信じたい世界や信じたい景色を肯定するために、さももっともらしく情報を発信するということです。株の情報を得て取引をしている人がこれだけ多く、当たり前になってきている世の中だからこそ個人投資家という訓練を受けていない脆い投資プレイヤーを知っておく必要があると考えます。
手法としての正しさと、企業の評価が本当に釣り合っているのか？わら半紙に書かれたモデルの会社は当時株価が4円と5円をうろついていて、ようは4円でかって5円で売れば「4円に対しての利益1円は25％程の利幅になる＝強い！」というインチキについて語っています。考え方としてこの計算式はあっていますが、動画でも述べている通りに何故ふつうの会社が4円の株価になってしまっているのか？なぜこの価格帯で価格推移が長く続いているのか？という会社の評価が出来ていない事を指摘しています。
本質的な正しさを追うのが、正解
みなさん周知の通りで、このYoutubeの動画は週末にセミナー形式のパワポ回があるので、この週の一貫したテーマが最初ということもあって、かなりメンタリティな部分が多くなっています。
週末のマジメなセミナー回である「魁！ふつう株塾」はFBのグループメンバーさんになってくれそうな人を釣るためという目的もあるので、尺もそこそこに詰め込んで中身のある動画にしてあります。
その分、強調したいこと等がしれっとした解説だけで終わってたりするので（ようは説明することでなくて、俺の投資哲学を通じて信用してもらうことが目的でもある）、やっぱ実はわら半紙の細かい各回も大事だったりします。
本質的な正しさを追いましょうというご尤も論と合わせて、人間の弱さもやはり勘案しないといけませんし、弱さも強さも理解した上でないと情報戦が多くなっている個人投資家を取り巻く環境は優しくないなぁと思う次第です。
正しいことをやるためには、正しく情報を収集する必要があります。
ただ、実は正しく考えるということは訓練を通さないと身につかないものでもあります。
この回で言いたいことはまさにそれでポジショントークというのはあって当然なんだって事と、ソレを自分がしてしまう可能性も高く「ポジショントークを否定する」ってんじゃガキだよって事です。
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